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カシパン…
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カシパンの仲間です。
ヨツアナカシパンとハスノハカシパンは自分で拾ったもの、他はいただきものです。

ヨツアナカシパンはウニ綱タコノマクラ目カシパン亜目カシパン科ヨツアナカシパン属、
ハスノハカシパンは〜カシパン科ハスノハカシパン属 に属します。 相模湾で普通に見られるカシパンです。
スカシカシパンは〜スカシカシパン科スカシカシパン属に属し、花紋の先端に五つの見事な透かし穴が開いているのが特徴です。昔に比べて数が少なくなってきているようです。
ずっと憧れていて、でもなかなか拾えなくて、出会えることを夢見ながらスカシカシパンの絵など描いていた私。こうして実物を拾うことが出来た今、ますますその不思議な造形に心惹かれるのです。


カシパン類は海辺に打ち上げられていることが少なく、今でもカシパン類を見つけると小躍りしたいような気分になるのです。カシパンの厚みは1cm〜2cmくらい。こんな薄手の殻の中に内臓が納まっているのだから、素晴らしい収納術です。

タコノマクラに比べて薄手のカシパンは、口も肛門もタコノマクラより随分小ぶりに出来ています。カシパンのアリストテレスの提灯は、やはりタコノマクラのそれよりも小ぶりです。厚みがない分、殻の中の空間も狭いので当たり前かも?



海外にはいろんな種類のカシパンが住んでいます。
カシパン類はタコノマクラに比べて全体的に薄べったく、シャープな印象です。ところが海外のカシパン類と来たら、シャープでありながら実にダイナミックなデザインをしたものが多いのです。
フロリダ・サンドダラー(Frolida sand dollar)は日本のスカシカシパンにやや似ていますが、穴の開いている位置が少し違います。アメリカではこのフロリダ・サンドダラーはキリストからの贈り物として伝えられています。



カシパンは波の静かな時は砂に体を半分挿して斜めになって過ごし、波の荒いときには体を砂に横たえて波をやり過ごす、という説があります。また波がかなり荒いときは、砂に潜るそうです。そうやって波にさらわれないよう工夫しているのですね。うーむ、脳が存在しない生き物なのに、どこでそんな知恵を!

カシパンには穴のあいている種類が多数いますが、この穴、一体何のために開いているのでしょうか?
うーん、私の勝手な想像では…。なにしろ薄べったく、海底にぴったりと腹ばいになっているときは波の抵抗を受けにくい彼ら。でもひとたび海中で体が縦になったら。体の大きさの割りに内臓も少ない彼らですから、あっという間に波の抵抗を受けて海中をひらひらと舞ってしまいそうです。
でも穴が開いていたら、多少は波の抵抗を受けにくそうですよね。なーんて考えてみましたが、あくまでも勝手な想像ですので、本気になさらぬようお願いいたします。

カシパンはこんなに薄くてシャープ。
ハスノハカシパンの肛門は、体の側面にあります(矢印のあたり)。